オリエント【7巻】最新刊ネタバレ！ムサシが敗北？！その後に取った行動とは・・・

前巻のあらすじ

大高忍の大人気だった「マギ」
その最新作であるジャパニーズファンタジー、オリエント！

時は戦国、武士を目指す小次郎と武蔵は、武士団で最強になる夢と天下統一にむけて鬼を相手に今日も厳しい戦いに身を投じていた。

次なる舞台は「上杉武士団」の拠点、播磨国。

淡路島に巣食う最大規模の鬼神に挑むために団長・上杉竜臣は巨大な軍事勢力を配備。武蔵たち鐘巻武士団も戦いに巻き込まれていく、、、

天下分け目の大きな戦いが今始まる！
仲間の覚悟と絆が鍵を握る、淡路島奪還作戦編開始！

 

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オリエント【7巻】最新刊ネタバレ！

小隊長を決めるために、島津武士団と尼子武士団の戦いが始まった。

「ムサシくん！頑張って！勝てば小隊長だよ」

「尼子の名誉のために勝てー！」

飛び交う声援を受けて、激しさをますムサシの戦い。
尼子が繰り出す居合を受け止めるムサシに周りは感動する。

「思わぬ伏兵だ！」

一方、ムサシは親父さんから習った剣術を試せるとあって、試合が楽しい様子。
ムサシの剣が尼子を押す形で試合は進んでいたが、その後ろから島津秋弘の蹴りが飛んでくる。

驚いたムサシだったが、間一髪で蹴りを交わす。身軽なムサシをみた島津の仲間は、

「秋弘！鬼鉄刀を抜け！」
と助言。

脚の先から仕込み刀のような刀が飛び出し、武蔵を翻弄する。

「俺たちの相手は鬼神だ！神を殺すためには人を超えた高へと磨き上げなければまた勝てない」

鬼との戦いにより武士達の剣技は進化してきたとはなす島津の仲間。

激しく繰り出される攻撃になす術のないムサシは吹き飛ばされる。
ムサシは秋弘の激しい攻撃の前に敗北するのだった、、

目を覚ましたムサシが見たのは戦意が折れかけながらもまだ戦う尼子と秋弘の2人。

「もうやめてくれ！」
と懇願する尼子武士団の面々に対して、白い線の内側にいるうちは戦いは終わらないと冷たくいい放つ。

女子達の悲痛な声をきき思わず、尼子に蹴りが入る瞬間止めに入るムサシ。

「お前が小隊長だと認める」

内心の怒りを隠して、仲直りしてみんなで鬼を倒そうと声をかけるムサシ。
また、戦意が喪失していた尼子もほっと胸を撫で下ろす。

しかし、そんな2人の心情を読み取った秋弘は強くいい放つ。

「嘘つけ」
「自分が一番大事だと思っている、見下げだクソやろーだ！」

さんざん2人を罵った後に指揮官は自分だから命令に逆らわずに仲良く鬼を退治しようという秋弘。

「仲良く？？無理でしょ？」

さまざまな思いに困惑する一同。

一方で淡路島に巣食う鬼、犬田八咫郎は鬼の少女に世話をされながら寛いでいた。

「貴方様の小鬼達が鉱石を回収しております。」

親鬼である犬田八咫郎は小鬼達が回収した養分を得て力を蓄えていた。
自分の力を持って武士達を一掃し、黒曜の女神を回収してみせると興奮していた。

様々な小隊が集まる中に島津小隊の姿もあった。
相変わらず威圧的な態度で違反したものは処刑すると言う島津。

それは違う気がすると反論するムサシだがら周りはあきらめムードでムサシの話を聞こうとしない。

みちるを呼び止めてこれではまるで奴隷のようだと話すムサシに「誰かに与えられた役目でも構わない」とムサシの考えに賛同できないことを謝るみちる。

孤独感に苛まれたムサシは小次郎とつぐみの姿を探す。
しかし、見つけた2人は迎えられた小隊で「家族」として楽しそうに過ごしているのだった。

「チクショー！！」

孤独感に苛まれているムサシは島津武士団手間完全に孤立していました。

無事であるにも拘らずにサトイモの皮むきを命じらたムサシの前にある男が声をかけてきます。
自分の存在感のなさを自虐的に話す変わった風体の男の名は野口雉之助。

雉之助の話に胸を打たれた武蔵は友達になりますが、雉之助は武蔵が島津小隊長で一番嫌われているとあけすけに話してきます。

なんだか複雑な思いの武蔵の前に1人の少年が声をかけてきます。

たくさんの書類を抱えた少年をみた、雉之助は態度を一変させてその少年に諂います。

不思議に思っていた武蔵に彼こそが総司令官である上杉兼竜だと説明します。

兼竜は武士ながら、人や金の管理が好きだと話します。
そんな話の中で、武蔵は自分が浮いていることを話すと兼竜に武士としての弱さを指摘されてしまいます。

兼太竜が去った後にメラメラと反抗心が芽生えた武蔵は絶対に鬼神を倒して見返してやると話します。
なだめる雉之助でしたが、鬼を倒したことがあると言う武蔵の話を食い気味に聞いています。

気を良くした武蔵はさらに話を続けようしたその時！！

なんと上杉武士船団は海から現れた巨大な鬼に囲まれていたのです！

その頃上杉の城である紫籠城では幹部達が軍議を開いていた。

上杉の第一船団は海から現れた鬼達に囲まれて戦っていると話す指揮官に対して、囮にしたのかと憤慨する面々。

しかし、総司令官である上杉謙竜は一二を争う実力者であった。

場面は船上に戻り、1人の力では硬い鬼に全く歯の立たない武蔵は窮地に追い込まれていた。
薄れゆく意識の中で黒い閃光が鬼を両断する。

それこそ兼竜の実力であり、兼竜のカリスマ性により落ち着きを取り戻す船団。

そして冷静さを取り戻した武蔵が見たのは協力しながら戦う武士団の面々だった。

1人の力では勝てなくても皆で力を合わせれば強大な敵にも立ち向かえるという事実に今更武蔵は気付く。

兼竜の圧倒的な力と指揮力、武士団の協力しあった奮戦により無事に上杉第一船団は鬼を撃退して帰路に着く。

大事なことを見落とし、1人空回りしていた武蔵は失意のうちにあった。
また、仲間たちの視線も冷たい。

武蔵を見捨てられい尼子によって剣術の指南を受ける武蔵。
さらにみちるも武蔵への好意を秘めていた。

しかし、実はみちるは犬田八咫郎の娘であり、スパイとして黒曜の女神の回収を命じられていたのであった。

娘を駒としてしか見ていない八咫郎に必要とされたい気持ちと武蔵への好意に寄れ動くみちる

黒曜の女神の宿主である武蔵を殺さなくてはならないと苦悩する中、武蔵が黒曜の力を発現させてしまう！

みちるから情報を引き出すために、あえて武蔵を磔にする兼竜。

武蔵を助けるみちるの前に島津武士団で功績を勝ち取りたい秋弘が現れ、刀を突きつける。

武蔵、みちる、秋弘が集合したその時、みちる姉さんを手伝いにきたと鬼達が紫籠城を取り囲むのでまたあった、、、

 

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オリエント【7巻】最新刊ネタバレ！感想

今まで小次郎たちの協力もあり、順調にきていた武蔵のターニングポイントともいえる巻でしたね！
主人公が惨めな感じが読んでいてつらいところですが、是非未熟な部分と向き合い、武蔵には成長してほしいところです。

そしてみちるちゃんがまさかの展開！！
親に認められたい気持ちが切ないです。

さらには序盤では筆者のイライラポイントでしかなかった秋弘にもなにか事情がありそうな様子ですね。
兼竜のギャップにも萌えました！
これからさらに熱い展開となるであろうオリエントに注目です。

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