ゴールデンカムイ【第244話】最新話ネタバレ！残忍すぎるウエジ！その過去とは。

2020年6月18日発売、週刊ヤングジャンプ29号の最新話！

ゴールデンカムイを読んだので
【第244話】のネタバレ・感想・考察をまとめました。

 

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※この記事はネタバレを含んだ内容になっております

【第244話】のネタバレ

ソフィア

ロシアの小さな街。

『日本兵とアイヌの女の子に会わなかったか』
ソフィアはスヴェラーナに質問していました。

アイヌの女の子とはアシリパのこと。

スヴェラーナは入れ墨囚人の岩息(がんそく)とロシアで暴れまわるロシア女性で、
鶴見中尉のところへ月島と鯉登がアシリパを連れていく途中、
親から手紙を受け取る際に会っていた。

スヴェラーナは知らなかったが、岩息はアシリパのことをよく知っていた。

岩息はキラキラとした笑顔で、
『小樽にいるあばあちゃんに会えるのを楽しみにしていた』と説明しました。

そしてソフィアは、仲間の男たちと船で小樽に来ました。

 

辺りは真っ暗。

ソフィアは『ペテェーリM1881』という歩兵用ライフル銃を箱から取り出していました。

小樽に来る道中、
船内では仲間が“壊血病”や“脚気”らしき病状で何人も倒れていました。

まずは医者にかからなければ。

ソフィアは医者を探しに行くのでした。

 

軍事病院の近く。

鯉登少尉と月島がメンコで遊んでいました。

メンコで楽しんでいると、ふと後ろから黒い気配が。

月島が振り返ると、そこには月島を睨みつけるソフィアの姿がありました。

とても殺気立っています。

 

しかし、鯉登と月島はソフィアの事を知りません。

鯉登はキロランケを刺し、月島はキロランケを撃った本人たち。

ソフィアはそれらを離れた場所から望遠鏡で見ていました。

 

怒りのままに襲い掛かりたかったが、我慢。

まずはアシリパを探すのが最優先であったからでした。

ここでは騒ぎを起こさないよう、ソフィアはそのまま病院へ向かいました。

 

するとここで月島たちに鶴見中尉から連絡があり、『札幌に待つように』とのこと。

連絡をしてきた鶴見中尉はアシリパ捜索を打ち切り札幌に向かっていました。

 

白い犬

場所は変わり、札幌。

トニアンジと牛山が変装して街を歩いていました。

 

その時、聞き覚えがある声が。

『飴子買いな♪』

トニアンジは盲目ということもあり、耳がとても良かった。

その声が“ウエジ”だということにすぐに気づきました。

牛山もウエジのことをよく知っています。

そして、ウエジのことを“あの悪魔”と呼ぶのでした。

 

ウエジは飴売りに変装していました。

そこに“タロー”という白い飼い犬を探す一人の少年に話しかけています。

タローの鼻の横に黒いブチが特徴的。

ウエジは“あっちで見たよ”と指をさします。

それに少年は喜びます。

 

少年はウエジに案内され、人が少ない路地裏へと進んでいきました。

しかし、ウエジはなぜか“ブチのある猫”と話し始めます。

『猫じゃないよ』
タローじゃないとがっかりする少年。

ウエジはそのがっかりとした少年の顔を見て大笑い！

 

大笑いしていた為、お面の隙間から入れ墨だらけの顔が少し見えました。

少年からすると、入れ墨をするなんて痛すぎて考えられない。

ウエジも入れ墨を入れるのは痛いが、それを我慢すれば強くなった気になれる。

自分の顔が入れ墨で塗り潰されていくにつれ、強い人間に変身できると考えていました。

『この世界はね
いつだってがっかりすることばかりだから』

ウエジはそう言いながら笑っていました。

 

ウエジの過去

一方、杉元たちは食事をしています。

海賊は杉元たちに“ウエジケイジ”について話していました。

 

海賊がウエジから初めて話しかけられた。

“監獄の外で作業中、海賊の叔母という人に話しかけられた”とウエジ。

海賊自身、自分に叔母がいるとは知らなかった。

 

ウエジによると、

叔母は海賊に会いたいが、親族だとばれると困るので会いに行けず悩んでいたそう。

なぜかというと、叔母の旦那は政府の関係者だったから。

そして、身なりや見た目が海賊に似ていた。ということだった。

 

それからというもの、
ウエジは海賊に会うたびに叔母が訪ねてきたかと聞いてきます。

それも、何年間も。

 

最初は半信半疑だった海賊だが、何年もそう聞かれてるうちにウエジの話しを信じ
叔母が来るのを待っていた。

なぜなら海賊は他に血縁者はいなかったから。

 

そんなある日、ウエジと一緒に外で作業をしていた牛山と海賊は同房になりました。

海賊はウエジから聞いた叔母の話しを牛山に聞くと、思いがけない一言が。

『そんな女、一度も見たことねぇ』

それを聞いた海賊は、ウエジを問い詰めます。

 

すると、ウエジは笑い転げたのでした。

ウエジは、人ががっかりした顔が大好物だったのです。

 

少年

ウエジは少年と一緒にタローを探しています。

すると、家の壁の端から白い犬の体が見えました。

タローに間違いないと、少年は喜んで近づくと・・・

 

タローの顔がありませんでした。

首だけ切り取られ、胴体だけ。

その光景に少年は怯えていました。

 

すると、ウエジはおもむろに箱を取り出します。

箱のふたを開けると、そこにはタローの顔が入っていました。

少年の顔は、悲しさと状況を把握しきれない混乱が入り混じる、複雑な表情。

それはウエジが求めるがっかり顔ではありません。

 

ならばと、少年の首をロープで絞めます。

一気に絞めるのではなく、ゆっくりと。

『家に帰ろう』と再び嘘をつきながら、少しづつ絞めつけていきます。

少年の顔は苦しさで真っ赤に。

そして、がっかりした表情で、息を引き取りました。

 

『その顔だよ』
ウエジが喜んでいると、後ろから声をかけられます。

 

それはとても怒っている牛山でした。

牛山はウエジを睨みつけながら言います。

『そんじゃあ
背骨がおられた時の顔を見せてもらおうか』

【第244話】ネタバレの感想

見た目からして不気味だったウエジでしたが、
がっかりした顔が大好きだという、かなり変わった人物！

しかもがっかりした顔を見たさに、海賊に何年もウソをつき通していたことが執念深さすら感じ取れますね汗

とても不気味。

その上がっかり顔みたさに子供まで殺してしまいました。
その残忍さがたるや。

最後牛山がウエジに襲い掛かりますが、一筋縄ではいかない予感がしますね！

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