失格紋の最強賢者【8巻】最新刊ネタバレ！マティアス狙う領主の正体とは？！

「小説家になろう」発、進行諸島さん原作の超人気異世界ファンタジーのコミカライズ。

漫画版は肝匠＆馮昊（キャラクター原案：風花風花）さんが描く、

異世界転生ストーリー「失格紋の最強賢者 ～世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました～」

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前巻のあらすじ

王都を襲撃してきた魔族たちを倒し、王都大結界の起動に成功したマティアス。

魔族が龍脈に仕掛けた魔物大発生の魔法により、王都の周りには多くの魔物が発生するが第二学園の生徒たちにより討伐完了しました。

マティアス、ルリイ、アルマ、イリスは魔族たちが使用していた龍脈の詳しい調査のためを、迷宮都市メルキアへと向かうことに！

一行はメルキア迷宮への最短ルートで魔物の巣となっているチキリスピアの森へと進んでいきます。

 

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失格紋の最強賢者 ～世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました～【8巻】最新刊ネタバレ！

迷宮都市へ到着

迷宮都市メルキアへと向かったマティアス、ルリイ、アルマ、イリス。

最短ルートである魔物の巣窟と呼ばれるチキリスピアの森を通る一行でしたが、なぜか魔物が全く出てきません。

魔物が出ないのはイリスの魔力反応に森の魔物たちがビビッて逃げていたことが判明。

やっと出てきた大きな魔物は４人で討伐完了しました。

素材の回収後は魔物に出会うこともなく、ついに、迷宮都市メルキアへ到着…！

一行は迷宮都市メルキアに到着したがあまり治安が良くなさそうな場所でした。

マティアスが発見したのは、魔法灯を呼ばれる魔力の明かり。

魔道具の動力源は魔石が普通なのですが、この魔法灯は迷宮の魔力の流れに直結しているそうです。

それもかなり適当で雑な方法で、実際に度々爆発し死者もでているとのこと。

住民に話を聞くと代変わりした新しい領主が魔石を使わないよう命令し、様々な重税もかけているというのです。

ここの領主はビフゲル以上の無能かもしれないとあきれるマティアス。

４人はその後、冒険者ギルドメルキア支部に向かい、迷宮探索の許可証を貰おうと試みました。

その時、緊急事態だと別の係が飛び込んできました。

領主の特別依頼で強大な魔物が出現したのですが多数のけが人が出たため、治癒魔法が使える冒険者を募集するというのです。

マティアス達は急いで現場に向かいます。

治癒魔法、そして迷宮へ

負傷者が集められた建物に到着すると、重傷者を含めた約200人の負傷者がいました。

領主が治癒魔法使いは金の無駄だとして大幅に人数を減らしていたため治癒魔法使いが大幅に不足しているのだそう。

マティアスは領主の無能さに呆れ怒りながらも、全員必ず助けることを決意します。

傷口が深い患者に、魔法で止血し、傷口の縫合、そして最後に治癒魔法を使って皮膚を癒合させて治療を完了します。

全員の治療の甲斐あってすべての患者の治療が完了しました。

マティアスは治癒魔法使いに前領主がなくなった時のことを詳しく聞きます。

話によると前領主は魔物による傷が原因で亡くなったのですが声が出せないという珍しい症状があったというのです。

マティアスは迷宮都市を弱体化させたい魔族と現領主が手を組んでいるのではないかとにらみます。

その夜、一刻も早くこの事態を知らせるべく宿で校長に手紙を書くマティアス。

メルキア大迷宮へとやってきた一行だったがここの迷宮は学園の迷宮よりも広く、のどかです。

先日の領主が討伐依頼を出して失敗した魔物が発見された11階層へと到達した一行は、大きな魔物の反応を感じます。

目的の魔物とは違うようですが、訓練がてら討伐することにしたマティアス。

現れたのは大きな鳥の魔物―――。

マティアスは自分以外の3人で倒すよう指示をします。

ルリイが威力を上げる魔法陣を使い弓に付与をかけ、アルマが放ちますが全く効きません。

魔法で強化した地面で渾身の一撃を放つイリスでしたが、魔物とともに迷宮壁にぶつかってしまいます。

倒した魔物は粉々…ほぼ素材は残らない状態に。

無傷だった魔物の頭蓋骨を回収し、無事に討伐完了！

狙われるマティアス

素材をもってギルドへと戻った３人でしたが、実はこの魔物があの多くの負傷者を出した魔物だったのです！

領主に報告する支部長が書いた手紙には

アルマ、イリス、ルリイの3名で討伐、マティアスは治癒術師のため討伐に不参加

と、勘違いされたようでしたがマティアスは大したことではないと気にしませんでした。

宿屋へと戻る一行ですがマティアスは何者かに尾行されていることに気づきます、しかも２組。

１組は捕縛用の装備を持っており、友好的ではないようです。

もう１組は目的がよくわからず…人数も少なく敵対的ではなさそう。

話を聞くところによると、彼らはギルドの非公式の依頼で派遣された冒険者だそうです。

そしてギルドからのメッセージを通達しました。

「君達４人に領主が捕縛命令を出した」と――――。

一刻も早くこの町から離れることを勧められたましが、マティ達は襲撃を待つと決めました。

もう１組の尾行はおそらく領主の手下だろうと思ったマティアス達は堂々と尾行者のもとへと向かい、呆気なく倒します。

この件に魔族が関わっている可能性は間違いない、そう確信していました。

尾行者の事件からちょうど１週間後、国王からの使者が到着します。

迷宮都市メルキアの領主

メルキア大迷宮の第２層で待つ一行の前に、水たまりの中から現れたのは「エイク」と名乗る使者でした。

現領主を死罪とし、マティアスが刑を執行しても構わない、という言葉を告げます。

王家の代執行人の証を受け取った４人は領主のもとへ行き正面突破することを決意します。

メルキアの領主がどんな奴か、その顔を拝みに行こうじゃないか！

５人は領主の館の前に来ましたが、昼間なのに扉は締まり、警備もいない。

受動探知で確認するとどうやら中には大勢の人がおり、なぜかマティアス達の情報が漏れているようです。

引き返すことを進めるエイクにマティアスは嬉々とした顔で言います。

せっかく歓迎の準備をしてくれているんだ。帰ったら申し訳ないだろう？

見事一撃で全員を討伐したことにエイクは驚き、国王がマティアスだけは敵に回すなという意味を実感したのでした。

エイクが持参した見取り図を確認し図面と違う大きさの部屋があることに気づいたマティアスは確信します。

地下へ続く隠し通路は、この壁の向こうにある―――。

 

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失格紋の最強賢者 ～世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました～【8巻】最新刊ネタバレ！感想、考察

今回は魔物との戦闘を3人に任せ指示を出さずに見守っていたマティアス。
確実に３人はレベルアップしています。

治癒魔法に関しては今回の刊で初めて描かれ、マティ独自の方法で治療していました。
領主に怒りを覚えるような表情を見せていたマティですが、それもまたかっこいい！

今回のマティは戦闘少なめでした。対して他の３人に戦闘をゆだねることもあり、確実に成長してます。

この都市には魔族と領主の陰謀がありそうな予感…

なぜマティアス達が領主の館に乗り込むことがばれていたのか気になるところですが、
どんな魔族がかかわり、どう倒すのか、次巻に期待したいですね！

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