異世界魔法は遅れてる【5巻】最新刊ネタバレ！レフィールが幼女に？！胸の大きさで負け意気消沈！

現代人の魔術師・八鍵水明は、ある日突然現れた魔法陣により友人と共に異世界へ転移してしまう。
しかし実は勇者として呼び出されたのは友人で、なんと彼は巻き込まれただけだった！

水明は魔王討伐の旅に向かう友人達に別れを告げ、異世界には存在しない現代魔術を駆使して、現代に帰る方法を探しはじめるのだった。

現代の魔術と異世界の魔法が交錯する、「小説家になろう」発の異世界ファンタジーです！

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前巻のあらすじ

女剣士・レフィールの宿敵である魔将・ラジャスが現れ、戦いの場へ。

あまりにも強大な力に諦めてしまうレフィール、その時水明が魔将ラジャスの前に立ちはだかります。

彼が自分のために必死に戦う姿に心を打たれたレフィールは、再び立ち上がりラジャスと戦う決意をします。

 

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異世界魔法は遅れてる【5巻】最新刊ネタバレ！

ラジャスとの戦い

魔将ラジャスに立ち向かう決意をしたレフィール。

精霊の力を借り、ラジャスに斬りかかりますが、あと一歩のところでかわされてしまいます。

空を飛び逃げるラジャスの前に広がったのは、自身の軍勢の死体たちでした。

あの小僧の仕業かと驚いていると、水明は渾身の一撃でラジャスを倒します。

水明は、関わりたくないのに、関わってしまうような気がしていました。

魔王ナクシャトラに――――。

助けに来てくれたことに感謝するレフィールでしたが、何故か突然子供の肉体になってしまいます。

どうやら精霊の力を使いすぎて欠乏してしまったようでした。

少女のような少尉

それから10日後、水明達はクラフト市という街に来ていました。

レフィールは水明があれだけの力を持っているのに勇者ではないのは皮肉な話だと言います。

ですが水明は自分はまだすごくなんてない、父ならばラジャスを拳一発で倒せるというのです。

彼の父はすでに亡くなったようですが、遥かに強く水明は父ぐらいの魔術師になりたいのだとつぶやきます。

ところ変わってネルフェリア帝国の城門前に来た2人。

この国では昔紛争を止めるために英雄召喚の儀で勇者が呼ばれ、紛争を鎮圧した歴史があるらしいのです。

入国審査の為に詰所へきた水明達ですが、子供の姿のレフィールを見て官吏は子供扱いで接してきます。

必死に反論しますが、テーブルにさえ届かないと落胆するレフィール。

その時、一人の少女が詰所にやってきます。

ザンダイク少尉と呼ばれた彼女は軍人にしては幼いようでした。

私の方が淑女だと張り合うレフィールでしたが、胸の大きさで負けてしまいます…。

水明が東の国から来たと少尉に告げると彼女は殺気をむけてきます。

帝国内でおかしな真似をした場合、殺すと告げて彼女は去っていきました。

入国の最終確認を待つ水明達の耳にある噂が入ってきます。

勇者一行が魔族の将軍、ラジャスを撃破したと…。

レイジ、魔族と戦う

遡ること数日前、勇者一行は水明達に遅れて魔族の屍の前に来ていました。

それは、水明が倒したラジャスが率いていた軍勢です。

この光景に驚くレイジの前に現れたのは、アステル王国公爵・ハドリアスでした。

水明を陥れた張本人、怒りを必死におさえていると魔族の生き残り達が襲い掛かります。

避け切れなかった瑞樹を助けたのは、なんと白炎が駆け付けます。

さらにネルフェリア帝国皇女グラツィエラという人物が多数の軍を引き連れやってきます。

ネルフェリア帝国はアステル王国と同盟国であるが、一報もなく軍を連れ国境を超えるべきではない。

ティターニアは後で正式に抗議すると伝えます。

小競り合いをしていると、一行の前に深手を負ったラジャスが現れます。

レイジはラジャスに「なぜ人間を襲うのか」尋ねました。

人間が作る秩序が目障りだから、鬱陶しいから殺すのだと答えたラジャス。

そんな理由で殺しあうことに何の意味があると問うレイジをラジャスは鼻で笑いレイジの命を狙ってきます。

ラジャスに立ち向かうレイジでしたが、全く歯が立ちません。

全員で応戦しますが攻撃は一切効いていない様子。

自分は何もできないのかと不甲斐なさを感じていた瑞樹の脳裏に一つの呪文が浮かびます。

全ての火の息吹を終わらせる終焉たる氷の地獄よ――――。

魔法を仕掛けようとした瑞樹でしたが、ラジャスの迫力に圧倒されてしまいます。

死ぬ、そう確信した瑞樹でしたが突然苦しみだすラジャス。

レイジはそのチャンスを逃さず一撃を与えます。

何故弱っていたのか…きっと水明だ、そう確信していた白炎。

グラツィエラ達はその人物について詳しく教えるよう詰め寄りますが白炎は答えられないと断ります。

ならばこの場は勇者がすべて収めたことにしようと決まってしまいます。

ハドリアス卿の思い

後日、ハドリアス卿に呼ばれたレイジ。

ハドリアスはレイジにあの時ラジャスに尋ねた事に安堵したと言います。

そしてレイジに帝国へ行くよう勧めるのです。

グラツィエラ皇女の歯止めをしてほしいのだ、と。

魔王の討伐に関係ないと断るレイジでしたが、グレゴリーの件を引き合いに出し脅してきます。

水明をおとりに使って悪かったという気持ちはないのか尋ねるとハドリアスは言い放ちます。

その者は運が悪かっただけのこと、と…

怒り拳を向けるレイジでしたが、あっさりと止められてしまいます。

レイジは帝国には行くが、グレゴリーや水明には手を出すなと告げ部屋を後にしました。

一人になった部屋でハドリアスは嘆きます。

レイジよ、この世界は良いものだと本心で言うのか？

女神の意向で停滞しどこにもゆけぬ腐りかけの世界が―――。

そう、この世界は女神の箱庭なのだ。

 

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異世界魔法は遅れてる【5巻】最新刊ネタバレ！感想

今回は新しいキャラが出てきましたね！

ハドリアスはこの世界にどうやら不満を抱いているようです。
勇者を使い、水明を利用し、何か企んでいるのでしょうか？
今のところ悪役っぽい感じですが、もしかしたら、味方にもなるのかも？

個人的に気になるのは水明の父！
ちらっと今回話が出てきましたが彼が現代に戻りたい理由はきっと父に関係あるんでしょうね。

次巻もお楽しみに！

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