失格紋の最強賢者【9巻】最新刊ネタバレ！第二学園の校舎が・・・？！

遥か昔【賢者】と呼ばれた男が、「失格紋」で世界を変えていく！
最強の魔法使いになるために未来に転生した最強の魔法使いがいた。

少年に転生した彼が手に入れた『魔法戦闘に最適な紋章』、「第四紋」。
しかし、未来でその紋章は「失格紋」とされていた！？　

『魔法戦闘に最適な紋章』を「失格紋」扱いする、
魔法理論が低下した世界で「失格紋」のマティアスはかつて賢者と呼ばれた実力を続々と発揮していく──!!　

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前巻のあらすじ

迷宮都市メルキアにやってきたマティアス達は街の異変に気付きます。

領主と魔族が手を組んでいるのではないかとにらんだマティアスは、領主の館へ乗り込む決心をします。

国王陛下より領主の捕縛と刑執行を任命されたマティアス達は、王家の隠密エイクと共に領主の館へ乗り込むのです。

 

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失格紋の最強賢者 ～世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました～【9巻】最新刊ネタバレ！

メルキアの領主

壁の向こうに隠し通路があることを発見したマティアスは、身体強化の魔法を使い壁を蹴り破ります。

一方その頃、屋敷が静かになったことに気づいた領主ドギエル＝メルキア。

念のため地上への隠し通路へ移動しようかと悩んでいた時、マティアスが現れます。

マティアスを見てもピンとこない領主に、自分が刺客を送った相手の顔も知らないのかと呆れました。

後ろに控えていたルリイ達を見て領主は高笑いします。

「わざわざ護衛の女どもから距離をとるとは！総員かかれ！」

まだ勘違いしている領主の言葉により、上から多くの刺客が！

マティアスは一撃で倒し、残りの刺客たちもルリイ達が討伐してしまいます。

驚いている領主をエイクが捕え、マティアスが気絶させました。

領主が王家からの書簡の内容を知っていたこともあるため、用心しながら王家に引き渡すことに。

領主の処刑と暗殺者が書かれた燃えかけの手紙を暖炉で見つけます。

マティアスは手紙に残る魔族の魔力の気配を感じました。

ここには魔族はいないようですが、領主とつながっているのは間違いないよう。

おそらく魔族の目的は迷宮の龍脈。

迷宮の龍脈を使えば世界規模の災害が起こる可能性があるとマティアスはいうのです。

その時！魔族が龍脈に干渉を始めたせいで地震が起きるのです。

魔物の大発生

街の周囲に魔物が大発生し、マティ達は2時間で魔物を片付け、そのあと魔族のもとへいくと決心します。

地上へ戻り街に襲撃しようとする魔物たちの前に一人降り立ったマティアス。

マティが受動探知で自分に向かってくるよう仕掛けますが、魔法が効きません。

どうやら人が多い場所を狙うようにされているようで、マティはそれを利用し罠を仕掛けることに。

街の建物を動かしスペースを作り、魔法陣を描き起動させました。

大きな光の柱が現れ住民をそちらに全員移動させます。

そしてそれに誘導されるように魔物も集まってきました。

マティは風魔法を起こし、小麦粉を魔物にかけ、イリスが小さな竜の息吹を吐きます。

そんな威力でだいょうぶなのかと心配するルリイとアルマでしたが、ものすごい爆発が起きます！

一撃で魔物を討伐したマティアス達はいよいよ魔族との戦いに向かいます。

まず迷宮に向かい、大迷宮の龍脈を露出させました。

どうやら1000年ほど前に力を持った魔族が命を懸け、龍脈に仕掛けをしていたようです。

そして現代の魔族がその仕上げをしているとの見解をしたマティアス。

二手に分かれマティは魔族のいる階層まで行き、三人は龍脈に干渉し魔族の妨害をするよう指示します。

通信用魔法陣を龍脈に仕掛け、マティは魔族の元へ向かいます。

魔族発見！

最も固いと言われる迷宮の床をどんどん崩し、32層に到達したマティアス。

階層を崩したせいで龍脈も乱れ、魔族にも気づかれた様子。

それなりの力がありそうな魔族にマティはワクワクしていました。

マティは33階層でついに魔族と対峙します。

そこにいた魔族はどうやら通信魔法で高位の魔族から指示を貰っているようです。

魔力同調で指示の内容を聞き取ったマティは、さっさと戦いをおわらせようとしました。

身体強化し剣で攻撃を仕掛けますが、結界の防御をしているようで効き目がありません。

剣の攻撃が通らない、失格紋専用対策だと気付きます。

マティはルリイに念話で14番の魔法陣の準備をするよう指示しました。

この時すでにこの魔族の攻略法を見つけていたマティは、せいぜい粘ってくれと戦いを楽しんでいます。

マティは魔族の攻撃をかわしながら、指示を出している魔族の手がかりをつかもうとしていました。

魔族は渾身の力で複数の弾幕を当てようとしますが、マティはさらりとかわしていきます。

その攻撃で階層が揺れ、ルリイ達も心配するほど。

マティはルリイに14番に加え17番の魔法の準備をさせました。

これは魔族の通信魔法を妨害できる作用があります。

相手も罠を準備しているようで、マティを罠に誘い込もうとします。

討伐完了、いずれ戦う相手

魔族に攻撃を仕掛けながら、ルリイにまず14番をそして続けて17番を発動させるよう指示しました。

これにより魔族の仕掛けた罠が発動せず、通信も途絶えました。

焦る魔族ですが結界は生きている事に余裕の表情を見せます。

しかしマティはその結界魔法の解き方すらすでに把握していたのです。

結界を壊し、化け物だとびびる魔族にマティは「ただの人間だ」と告げました。

通信が戻った魔族は、マティがガイアスの生まれ変わりではないかと高位の魔族に問います。

しかし通信先の魔族はマティがガイアスならお前も俺もとっくに死んでいるというのです。

指示を出している魔族はガイアスのことを知っているようで、相当古い魔族なのではと疑うマティアス。

魔族も最後の攻撃と言わんばかりに身体を強化し、次々と攻撃を仕掛けてきます。

しかし、一つも当たらずマティはついに討伐完了します。

通信していた相手はだれなのかマティは逆探知の魔法を使いますが、相手は気付いていました。

逆探知もできず、相手といずれ戦う事になると伝えると通信は途切れてしまいます。

マティは相手がなかなか歯ごたえのある相手になりそうだと期待していました。

ルリイ達も無事に魔物の異常発生を止めることができ、今回も無事に終了！

魔道具を手に入れるために

マティは先ほどの通信でわずかながら魔族の魔力を魔石に込めていました。

ある魔道具で、この魔力を持った敵を探知できるというのです。

3000年前に自分が造ったものだとは口が裂けても言えませんが…。

その魔道具はそれぞれ別の国にあるため、一度王都へ戻り国の協力を求めることに。

王都へ戻った一行は第二学園の校長に会い、国王への謁見をお願いすることにしました。

短期間しか離れていませんが学校に戻るのは嬉しいと喜ぶルリイ達。

しかしそこには大規模に修復中の校舎の姿が…！

工事現場のようになった第二学園の様子に、一体何があったんだと驚きます。

 

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失格紋の最強賢者 ～世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました～【9巻】最新刊ネタバレ！感想

いかがでしたでしょうか。

今回は今までの魔族とは違うような人物が登場しました。

マティアスの前世、ガイアスのことを知る人物のようなのでこれから大きく関わってきそうですね。

マティは一体どのようにして彼を倒すのか？いよいよ強い魔族との戦いですね。

そして最後は第二学園の変わり果てた様子が描かれていました。

マティ達が迷宮に行っている間に一体何があったのでしょうか！？

何か事件があったのなら国王陛下や校長がすぐにでも知らせてきそうですけど…。

今回はルリイ達の戦闘シーンがあまりなかったため、次巻に期待したいと思います。

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