最強呪族転生【2巻】最新刊ネタバレ！妹に忍び寄る怪しい影…！？

魔術大好きな現代日本でしていた「俺」が転生したのは、魔術を日常的に使う呪族だったのです！
まさにここは理想郷。かわいい妹にまとわりつかれながらも魔術を猛勉強し、神童と呼ばれるまでに。
もっともっと魔術を勉強したい！ しかしアベルは様々なトラブルに巻き込まれていく…

原作者猫子による大人気小説を、志之村旭がコミカライズした魔術マニアの物語！

前巻のあらすじ

手品師だった父の影響で魔術にのめりこんでいた「俺」は、ある日後輩を助けようとしてトラックに敷かれてします。

そして彼が目を覚ますとそこは日本でも地球でもない全く別の世界！

彼は魔術がある世界でマーレン族の赤ん坊「アベル」として転生したのです。

幼い頃から魔術にのめりこみ、日に日にレベル上げをしていたアベル。

村の問題を次々と解決し、村の発展の為に尽力を尽くします。

そんなある日、自分にひっついてばかりの妹ジゼルのことが心配になったアベルは父に相談します。

兄離れを望むアベルとは裏腹に父から返ってきた言葉に衝撃！

「マーレン族は年齢差が5歳未満の場合兄が成人したら結婚するしきたり」があるというのです…！

 

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最強呪族転生～魔術オタクの理想郷～【2巻】最新刊ネタバレ！

妹と結婚！？

ジゼルと結婚するという事実に衝撃を受けるアベル。

父は嫌なのかと問いますが、今まで妹をそんな対象に見てこなかったアベルは戸惑います。

しかし父もなんと妹と結婚しているというのです！

抵抗するアベルですが、父はこれを機に大人になれと諦めるよう言いました。

翌朝、やはり兄妹で必ずしも結婚しないといけないわけではないはず、とジゼルと結託して父を諦めさせようと決めたアベル。

そんなことを考えながらトロッコ制作をしているとジゼルがやってきました。

昨晩の父との話をしたらジゼルも驚くだろうと思っていたアベル。

しかしなんとジゼルは大喜び！！

10年前に母から「あなたは兄と結婚するのよ」と言われてからずっと夢見ていたというのです。

一人盛り上がるジゼルに危機感を感じたアベルは、族長の家に行くと言って逃げ出します。

先に自宅に帰ったジゼルは父と母の会話を聞いてしまいました。

それは、結婚式は三日後に行うというもの。

ひそかに喜ぶジゼルですが、母はアベルが受け入れていないことに懸念を感じます。

一方、族長の家にきていたアベルは自分がこの風習を受け入れきれないことに悩みました。

自分が受け入れれば丸く収まるのか…？

ですが元々友達の少ないジゼルは、自分と結婚すればより一層他とのかかわりを持たなくなるだろうと予想します。

どうするべきか悩むアベルの頭上から集落の外の地図が落ちてきます。

それをみたアベルは集落を出ることを決意！

両親やジゼルにバレないよう夜逃げする準備をし始めます。

自宅に帰り、部屋に誰もこないよう釘を刺して荷造りを始めるアベル。

ジゼルは何だか感づいているようで、アベルに「途中で倒れないよう気を付けて」といいます。

その晩書き置きを残しトロッコに乗って自宅をでました。

マーレン族は原則族長の許可なしでは外に出てはいけない、アベルはもう二度と集落には戻れないかもと寂しい気持ちも…。

翌朝ロマーヌという街を目指しウキウキするアベルでしたが、トロッコが故障してしまいます。

その頃自宅では置手紙もなくいなくなったアベルに怒る父の姿がありました。

新しいオーテムを試したかっただけではないかとジゼルは父をなだめます。

「兄を信じる」というジゼルの手にはアベルが残したはずの置手紙と一つの鉱石が握りしめられていました…

新たな出会い

壊れたトロッコを修理しようとしたアベルはレッダがエミクトという鉱石に変えられていることに気づきました。

鉱石の事はジゼルしか知らない、トロッコで夜逃げすることを予想していたジゼルの仕業だと気付きます。

徒歩でロマーヌまで行くのは不可能、集落に戻っても二度と集落を出ることはきっと許されない…。

どうしようか泣きべそをかいていたアベルに一組の男女が声をかけます。

メアとジェームと名乗る彼らはなんとロマーヌへ行くというのです！

アベルは彼らの馬車に乗せてもらえることに。

3人が街へ向かっているとガルムという魔物に遭遇しました。

ジェームは派手な魔術で気を引いてくれとアベルに頼みます。

アベルは巨大なオーテムを魔法で作り、ガルムを遥か彼方へ飛ばしてしまいました。

驚かれつつもやっとロマーヌに到着します。

ジェームと別れメアと行動を共にすることになったアベル。

魔術道具店を訪れたアベルは世界樹の太い枝を発見します。

喉から手が欲しい代物でしたが、アベルは今無一文…

その様子を見ていたメアは店主に大金を差し出し購入、さらには宿代までだしてもらってしまいました。

少々凹むアベルでしたが、世界樹に付加価値をつけれるなら倍以上の値段で買い取るという店主の言葉を思い出し、メアに借金返済をすると心に決めます。

その夜最高傑作のオーテムを作成したアベルでしたが、なんと倒れてしまいました。

ジゼルがアベルの裏切りに怒り、自分を襲う夢をみていました。

メアの呼びかけでやっと目が覚めると目の前には大きな魔法陣が！！

この魔法陣なら理論上何でも倒せてしまうと自分の才能にびっくりします。

約一日半寝ていたアベルの世話をずっとしてくれていたメア。

メアにお礼がしたいと世界樹で作ったオーテムを売るつもりでしたが、愛着が湧いてしまい売る決意ができません。

オーテムを売るのはやめて、冒険者支援所に魔獣を売ってお金を稼ぐことにします。

一方その頃マーレン族の集落ではアベルがいなくなったことで大騒ぎになっていました。

ジゼルは段々と内に籠もるようになってしまい両親は心配します。

ジゼルは怒っていないと言いながらもアベルが作ったオーテムをナイフで刺し続けます…。

そんなジゼルの様子を怪しい影がみつめていました。

その陰は「あの男を手に入れるための突破口を見つけた」とジゼルに忍び寄ってくるのです。

ゼシュム遺跡へ

冒険者支援所へきていたアベルとメア。

アベルは「ヤマサン」という名で冒険者登録をします。

「ヤマサン」は現代日本で生きていたころオンラインゲームで助けてもらった仲間の名でした。

どの狩場に行くか決めようとしていた所、なにやら他のパーティが仲間割れしているようでした。

面倒なことには関わらないようにしようとメアに言うアベルでしたが、パーティに見放されたマイゼンという男がすり寄ってきました。

とっておきの狩場があるというマイゼンに着いて行くアベル達。

その名もゼシュム遺跡。

最近いくつか結界が解除されたらしく、遺跡内に魔獣が多く入り込んでしまったらしいのです。

しかし調査隊により中に入れることを断られてしまいました。

仕方ないと諦めるアベルにマイゼンはあきらめたくないようでした。

その時、大型のサルのような魔獣が複数現れます。

早々に逃げ出すマイゼンを襲う魔獣をあっという間に倒してしまったアベル。

一撃で倒したアベルを高台からみつめる一人のエルフの男性がいました。

エルフ族のエベルハイド

白髪に赤眼、独特の魔法陣でアベルがマーレン族だという事に気づきます。

その男性はアベルに声をかけてきました。

彼の名はエベルハイド、ゼシュム遺跡の調査の責任者のようです。

エベルハイドは遺跡の調査に同行するようアベルに言います。

アベルは翌日早速エベルハイドに連れられ遺跡の中へと入りました。

さっと見ただけで壁に書いてある術式を理解したアベル。

的確な指摘をしたアベルに、領主が派遣した魔術師は怒りを覚えます。

グリフォン像の間には多重構造結界が張られていました。

かなり念入りに結界がされており、アベルはこの先に何があるのか気になり始めます。

その時、大量のホブゴブリンが一行を襲いました。

護衛達が次々に倒していく中、アベルは3体ほど封印の解除に使いたいので生け捕りにしてほしいとお願いします。

やっとの思いでホブゴブリンを全て倒し、結界の解除を実行することに。

アベルが生け捕りにした3匹を魔力の変換機にしようするというとエベルハイドは驚きます。

エベルハイドが準備した王級魔石とホブゴブリンを使い結界を解除することに成功！

解除した扉から出てきたのは何と、二千年間エルフに封じられた大型の魔獣だったのです…！

 

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最強呪族転生～魔術オタクの理想郷～【2巻】最新刊ネタバレ！感想

今回は集落を出ていよいよ冒険が始まりました。

しかし、ジゼルの愛情が怖い…アベルも夢に見るぐらいの相当なものです…

ジゼルを狙っているような影の存在も気になりますね。

どうやら間接的にアベルを狙っているようですので、何か大きな渦に巻き込まれていきそうな予感！

メアとマイゼンという新たな仲間もでき、エルフ族のエベルハイドとも知り合えました。

マーレン族ということと、アベルの知識にかなり驚いていたようです。

もしかしたらマーレン族はものすごい魔術を持った種族なのかもしれません。

最後に大型の魔獣が出てきたので次巻はこの魔獣とどう戦うのか注目です！

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