鬼滅の刃【第148話】最新話のネタバレ！猗窩座の歪んだ考え方…！

2019年3月4日発売、週刊少年ジャンプ14号の最新話！

鬼滅の刃を読んだので

【第148話】「ぶつかる」のネタバレ・感想・考察をまとめました。

 

※この記事はネタバレを含んだ内容になっております。

【第148話】「ぶつかる」のネタバレ

技の応酬

“水の呼吸　参ノ型”　『流流舞い』
猗窩座（あかざ）が術式を展開した同タイミングで、義勇（ぎゆう）が攻撃をしかける。
流れる水を思わせる剣技、対した猗窩座は受けながらに喜びを露わにした。

猗窩座
「水の柱か　これは良い
遭遇したのは五十年振りだ」

猗窩座
“破壊殺・乱式”
義勇
“水の呼吸　拾壱ノ型”　『凪』

義勇が止まった一瞬に狙いを定め、猗窩座の乱打がさく裂する。
が、これを義勇は全て躱し、攻撃は全て異空間を破壊するだけだった。

猗窩座
「見たことがない技だ
以前殺した水の柱は使わなかった」

“ヒノカミ神楽”　『烈日紅鏡（れつじつこうきょう）！！』

義勇との戦いへの喜びを語っている猗窩座に背後から斬りかかる炭治郎。
だが攻撃が当たる前にその姿は消えてしまう。

炭治郎
（！？　消えっ…た！！後ろ！！）

消えた相手の次の位置を把握することで精一杯。
気が付いた時には、炭治郎の首元には猗窩座の手が迫っていた。

“ヒノカミ神楽”　『幻日…』

寸でのところで自身の技を出そうとする。
猗窩座の掌が炭治郎の顔に触れた時だった。

義勇
“水の呼吸　弐ノ型”　『水車』

間一髪間、猗窩座の腕は義勇に落とされる。
切断された腕は、宙を舞いながらそのまま猗窩座の身体の元へ戻り再生される。

そのまま、義勇への攻撃を仕掛けた。
その一瞬の隙により解放された炭治郎は、攻撃に夢中な猗窩座の足首を狙い攻撃態勢に入った。

炭治郎
“ヒノカミ神楽”　『炎舞…』
猗窩座
“破壊殺　脚式”　『冠先割（かんむりさきわり）』

隙をついたはずの炭治郎の攻撃は決まらず、蹴り上げられてしまう。

炭治郎
（受けたっ…ちゃんと刀で…っ）

その攻撃を刀で受け止めた炭治郎、だが直後血を吹き出してしまう。

炭治郎
（かすったか…！？僅かに…！！
それでこの威力…！！）

戦いを楽しんでいる猗窩座は怯んだ炭治郎には目もくれず、
義勇と激しい打ち合いをしている。

猗窩座
「流麗！！
練り上げられた剣技だ　素晴らしい
名を名乗れ　お前の名は何だ！！覚えておきたい！！」

義勇
「鬼に名乗るような名は持ち合わせていない
俺は喋るのが嫌いだから　話しかけるな」

猗窩座
「そうか　お前は喋るのが嫌いなのか
俺は喋るのが好きだ　何度でも聞くぞお前の名を！！」

“破壊殺　脚式”　『流星群光（りゅうせいぐんこう）』

連続した蹴り技、これを義勇は刀の柄で受けるが、
威力を殺すことは叶わず、異空間の壁を何枚も壊しながら吹き飛ばされてしまう。

炭治郎
「義勇さん！！」

その様子を見た炭治郎は思わず義勇の名を叫んでしまった。

猗窩座
「そうか
アイツは義勇という名前なのか」

叫ばれた言葉を聞き逃さなかった猗窩座。
義勇が居なくなれば、興味はまた炭治郎に移る。

炭治郎
“ヒノカミ神楽”　『灼骨炎陽（しゃっこつえんよう）』
猗窩座
“破壊殺”　『鬼芯八重芯（きしんやえしん）』

同時に激しい攻撃を打ち合う。
受けきることは出来たが、勢いに吹き飛ばされる炭治郎。
猗窩座は自分の思いを語り始めた。

 

交わらない互いの自然の摂理

猗窩座
「いい動きだ
短期間でよくぞここまで鍛錬したな　褒めてやる
それにしても杏寿郎は良い仕事をしてくれたぞ

あの夜地面に転がっていたお前は
圧倒的弱者　雑草でしかなかった

だがどうだ！！今のお前は！！目を見張る成長だ
俺は純粋に嬉しい　心が躍る」

嬉しそうな笑みを浮かべながら語る猗窩座。
荒れた呼吸を整えながら、その様子を伺う炭治郎。

猗窩座
「杏寿郎はあの夜死んで良かった
ともするとあれ以上強くなったかもしれない

人間のままでいたがるような　くだらぬ価値観を持っていたし」

炭治郎の時間が一瞬にして止まる。
亡き煉獄への暴言を聞いて、煉獄を思い出し怒りが溢れてくるのがわかった。

炭治郎
「何だと？　お前　お前はもう　黙れ
煉獄さんのことを喋るな」

猗窩座
「何故だ？俺は賞賛しているんだぞ
お前のことも　杏寿郎のことも」

炭治郎
「違う　お前は　侮辱しているだけだ
唾を吐きかけているだけだ　誰に対しても」

猗窩座
「勘違いだよ　炭治郎
俺は　俺が嫌いなのは弱者のみ

俺が唾を吐きかけるのは弱者に対してだけ　そう
弱者には虫唾が走る　反吐が出る
淘汰されるのは　自然の摂理に他ならない」

炭治郎
「お前の言ってることは全部間違ってる
お前が今そこに居ることがその証明だよ

生まれた時は誰もが弱い赤子だ
誰かに助けてもらわなきゃ生きられない
お前もそうだよ　猗窩座

記憶にはないのかもしれないけど　赤ん坊の時お前は
誰かに守られ　助けられ今　生きているんだ

強い者は弱い者を助け守る　そして弱い者は強くなり
また自分より弱い者を助け守る　これが自然の摂理だ」

猗窩座の考え方を否定し戦いに挑む決意をぶつけた炭治郎。
その考えを聞いた猗窩座の表情に笑みはない。
だが、握る拳には力が込められ怒りに満ちていた。

 

【第148話】「ぶつかる」の考察・感想

考察・感想

猗窩座はとても悲しい考えの持ち方だと感じる回でした。

どうしてこういった考えになってしまったのか、過去に理由があるのかは、
いまの所不明ですがこの考えに対し、改めて全力でぶつかっていく姿勢をみせた炭治郎。

煉獄の死から鍛錬してきた力を存分に発揮してくれる事を期待しています。

また、義勇の立場である｢水柱｣、猗窩座は過去の水柱を知っているようでした。

50年前ともなると義勇は知らない人物でしょうが、猗窩座は倒したと発言しています。
どんな人物だったのか明かされるのでしょうか。
そこにも少しの期待をしつつ、次回の展開が楽しみです！

次回掲載日：3月11日発売　週刊少年ジャンプ15号

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