ワールドトリガー【197話】最新話のネタバレ！香取隊が激変！勝利はどの隊に？！

この記事はワールドトリガー197話のネタバレ記事です。
玉狛第二のB級ランク最終戦が終わり、舞台が移ります。玉狛と同じ時間に開催されていた那須隊vs香取隊vs諏訪隊の様子が描かれました。196話の最後のページで描かれた少し前から始まります。

3チームとも過去に玉狛第二と戦ったライバルチームなのに、この一戦は修たちが戦うのと同じくらい結果が気になりますよね！。それぞれチームの特徴も人間性もバラバラだからこそ、本当に魅力的ですし、ワールドトリガーという作品の凄さが分かります！。

この戦いは、那須隊、日浦茜の最後のボーダーでの戦いであり、B級中位は大混戦となっているということで、多くの隊員や茜の後輩の千佳も注目しています。

さて、どのチームが勝つと思いますか？

 

【第197話】の最新話ネタバレ

 

序盤戦〜各チームの動きと対応〜

この戦いの解説は村上鋼と三輪隊の奈良坂。那須隊の茜の最後の試合に解説で来る奈良坂の顔がどこか寂しげで、無表情を無理やり作ろうとしているような気がします。

那須隊はマップに高低の傾斜が鋭い「市街地C」を選択。唯一いるスナイパーを活かすため、また、茜に有終の美を飾らせるためでしょうか。

しかし、那須隊の転送位置は悪く、茜は坂の下に転送されてしまいます。
逆に高所を取れたのは香取隊。このまま優位に進めていくのかと思いきや、低所の那須がガンガン香取隊を押していきます！。

村上も「本来射程武器の邪魔になるはずの障害物が那須隊長にはむしろ有利に働いている。」
と、那須の技術の高さとマップ選択の正確性を褒めます。奈良坂も同様に那須隊を賞賛しました。

しかし、黙っていないのが諏訪隊。攻撃している那須隊の横を突き、熊谷がダメージを受けます。
そしてその後、打って変わって３チームが距離をとる静かな状態に。

崩しに出たのは諏訪隊の笹森！。
カメレオンで仕掛けて熊谷に襲いかかります。

しかし、熊谷も負けじと対抗し、なんと相討ちに。
那須隊と諏訪隊が一人ずつ落ちました。

一人になってしまった那須が２チームから総攻撃を受けそうになりますが、諏訪が那須を攻撃すると見せかけ、香取隊を攻撃！。これでダメージを受けた香取隊の三浦が緊急脱出（ベイルアウト）してしまいます。

上位に入る条件は31点以上！香取隊が動かない？！激戦の中盤戦！

ここで上位の試合の結果から、暫定7位の弓場隊が30点なので、3チームとも上位に入るためには31点以上必要ということで、まだ数点必要です。
ここまでのところ、香取隊が27点、諏訪隊が28点、那須隊が27点となっています。
つまり、生存点の2点がかなり大きくなってきそうですね。

ここからの各部隊の動きが気になる、といったところでまずしかけたのは那須隊の茜。
低いところからにも関わらず、アイビスでガンガン諏訪隊を撃っていきます。

これに関して奈良坂は「狙撃があるおかげで、諏訪隊は常に茜を意識しなくてはならず、得意のフルアタックができない。あえて場所をバラシ、存在をアピールすることで、敵の攻撃を防いでいる」と那須隊の戦略をベタ褒め。

アイビスを警戒して射線の通らないところに隠れると、那須の鳥籠（大量のバイパーで全角度から攻撃）があるため、諏訪隊は近づくこともできず、守りに徹するしかありません。那須隊は中距離以上での戦いが上手いし強いですね！。

この状況で諏訪は、「香取隊が妙に大人しいのもうさんくせえな」といつもと違って全く攻めない香取隊のことを気にします。米屋や小寺も「絶不調か？」と不思議に思います。

しかし、これには訳がありました。

この前のランク戦で、香取隊の若村は攻めすぎる香取を非難します。

いつもは言い返す香取ですが、「じゃあ次の試合は若村の指示通りに動く」と宣言。
若村の指揮で動いていたため、いつもより「慎重」だったんです。

その若村ですが、指揮をした経験がない、また、上位に入るための最後の試合ということでかなり緊張しています。
何度もマップを確認し、作戦を考えますが、抽象的な考えしか浮かばず、攻めも守りも中途半端です。

那須隊を追って、攻撃のチャンスを伺っているときに、那須からの反撃を受けます。
那須のバイパーを読み、防ごうとしましたが、なんと若村のそばには置き弾のメテオラが隠されていました。那須はバイパーでそれを爆破させ、若村は落ちてしまいます。悩み、苦しむ若村は見ていて辛い気持ちになりました。

香取は一人残されてしまいます。しかし、若村の指揮に従うつもりです。
試合前、若村は香取にスパイダーを持たせていました。

香取は玉狛第二戦で、修が仕掛けたスパイダーを初見で見事に使いこなしていましたね。
その香取がどのようにスパイダーを使うのか？！

というシーンで197話は終わります。

ハラハラドキドキな中盤戦が終わり、いよいよ終盤戦に突入というところで終わってしまいました。
さあ、香取はスパイダーをどのように使うのか？！。那須隊は上位進出することができるのか。

絶対に目を離せない198話が待ち遠しいですね！

 

 

 

那須隊の戦い方予想～マップ選択と戦い方～

今回のマップ選択は那須隊がやっています。ですので少し有利に戦えますよね。

今回の那須隊の強みとしては

などです。

これらの理由から、那須隊が勝つ確率が高いと思います。

しかし、それをわかっている諏訪隊、香取隊は開始直後から、那須を落とすことを優先事項としてガンガン那須隊を攻めていくと予想します。

さらに、それを分かっている那須隊は、香取隊と諏訪隊をかち合わせて、三つ巴の状態を作り出そうとすると思います。

だからこそ、変則的なマップは選ばず、市街地Aのような平凡なマップを選んでいると思います。

そして、戦い方としては、三人で集まってやや攻撃的に戦っていくと思います。
なぜなら、那須隊のスナイパーの茜はこのシーズンを最後に、三門市から引っ越してしまうからです。

11巻で那須は「私たちの最高順位はB級8位。それを超えよう。今までの１番を獲ろう。最後にこの4人で。」
と言っているので、那須隊の執念は半端じゃないです。

 

那須隊が上位に行くためにはあと何ポイント必要なのか？

196話で那須隊は12位でした。ポイントが同じ場合、前期での順位が上の方が順位が上がるというルールがあるので、
どうしても現在6位の弓場隊の30ポイントは超えたいと思うはずです。

さらに、12位ということは、那須隊のポイントは試合前は26点〜30点です。
直感で理由はありませんが、那須隊は30点に届いていないと思います。
ですので、31点を取るには、2点以上のポイントが不可欠だと考えます。

B級上位に行くために最後にして最難関のチャレンジであり、那須隊はこれを成し遂げ、B級上位として、茜を送り出すのかが大注目ですね。

 

香取隊の戦い方予想〜戦術を取り入れ始めた天才〜

戦闘の天才香取と秀才オペレーターの染井が中心の香取隊。
ずっとB級上位をキープしていたが、玉狛や那須隊に負け中位に落ち、チームは崩壊しかけたが、染井の言葉によって、戦術を活用するチームに変わろうとしています。

個人的に香取はすごく好きで、挫折した天才が、もがいて変わろうとしている姿は激アツですよね。

一度那須隊に抜かれたのに、今の順位は那須隊より上に位置していて、チームの成長が伺えます。

今回の戦いでは、無鉄砲に突っ込むのではなく、染井を中心に諏訪隊を上手く動かした戦いをして、那須隊と諏訪隊を勝手に削ってもらって、その上で漁夫の利を狙うのではないかと思います。

主な戦い方として、香取が暴れて三浦と若村がカメレオンでサポートするという動きは変えないと思います。

具体的には、諏訪隊はよくバラバラになって攻めるので笹森か堤に、茜を倒しに行ってもらい、熊谷に茜をサポートさせ、諏訪隊と那須隊の分断を狙い、自分たちは三人で敵を落としにいくのではないかと思います。

今まで、適当に攻め続けてしかいなかった香取隊が染井の冷静に盤面を分析したオペレーション力をフル活用して動き回るのを見てみたいということもあり、主観的ですが、このような予想をしました。

ダークホースの玉狛第二の出現や、チーム崩壊という危機を乗り越え、三期連続の上位残留ができるか。香取隊も魅力たっぷりのチームなので目が離せません！

 

諏訪隊の戦い方予想〜いつも通り大博打を仕掛けるか？〜

リーダーである攻撃的で博打を好み、細い勝ち筋を確実につかみに行こうとする諏訪。冷静で読みに長けている堤。
大規模侵攻以降、修や千佳以外では一番成長が描かれているのではないと思われる笹森。

この三人の底力。見てみたいですよね？

この三人は、来馬のフルアタックをまだ使っていない鈴鳴第一に打ち勝つほどの力を持っています。近距離での戦いに長けていて、面白い試合になるには不可欠のチームです。

今回の試合では那須隊という中距離に強いチームがいるので、やや不利な展開になるのではないかと思います。
スナイパーがいないのでスナイパーを抑えるように動きつつ、那須や香取という強いエースとどのように戦うか。

やはり今回も博打をかけるのではないかと思います。
今回最大の敵は那須隊ですので、まずは那須隊の日浦か熊谷を落としにかかると思います。

那須にサポートがある状態では絶対に手出しができないので、まずはこの二人を落として、楽に立ち回れるようにするのだと思います。

そして、香取隊には二人以上で攻めてくると思うので諏訪隊も二人以上で戦っていくと思います。

なんと言っても諏訪隊は、どこまでも諏訪隊らしく、ガンガン攻めていくと思います。
窮地こそ、大博打を仕掛け、諏訪隊が勝利するのも見てみたいですね。

 

196話の最後のページの意図とその後の展開は？

196話の最後のページ諏訪、香取、那須の三つ巴のシーンと茜が移動しているシーンが描かれていました。

玉狛や二宮隊の戦いの観戦をしている隊員が少ないことから、おそらく、玉狛第二の試合と同じ時間に始まっていると思うので、諏訪と香取が那須にガンガン攻め込んでいく様子を見るに、終盤戦ではないかと思います。

そのため、諏訪隊の堤と笹森、香取隊の三浦と若村、那須隊の熊谷は落とされていると思います。
まさしく最終局面です。

諏訪は両手にショットガンを持っていて那須を攻めようとしているように見えます。
那須は距離をとって、二人を警戒している様子です。
香取も屋根の上から臨戦態勢をとっています。

この後の展開はどうなるんですかね？？！！。
私はこの後の展開のカギは茜が握っているとおもいます。

隊長たちの三つ巴が、どこまで均衡していても、茜の一発によって全て崩れる可能性があるからです。

諏訪にはグラスホッパーを使うような機動力はなく、香取だけはグラスホッパーを持っているので茜を追いかけられます。よって、那須隊はまず香取を落としにかかるとおもいます。

そして、諏訪と香取は茜を警戒しつつ、那須隊を落とすことをやや優先して攻めるのではないかとおもいます。
そして、茜の狙撃次第で勝敗、すなわち、上位に残れるかが決まるという展開になるとおもいます。

この試合がボーダーとしての最後の一戦になる茜が、勝敗を決める立場になるというのは激アツですよね。
那須隊のファンの人にとっては過去一興奮するのではないでしょうか。

しかし、葦原先生のことだと、茜が狙撃を失敗し、諏訪隊が勝つ展開だったり、香取隊が勝利を納め、戦術を立てることの重要性を再実感するという展開もあり得るので、確実に予想することは難しいですね。

 

どのチームが上位に入り込むのか？

さてどのチームが上位に残るのでしょうか？

上位候補1 弓場隊

弓場隊が上位になこるためには、この3チームのうち、那須隊が勝利し、その上で生存点が出ないという場合しかないので、弓場隊が上位に残る可能性は低いと思います。

上位候補2 諏訪隊

諏訪隊は上位を目指しているのは間違い無いとおもいますが、他のチームのような上を目指す理由があまりありません。唯一可能性があることとしては、笹森の成長によって勝利するということです。

落とされたかもしれませんが、まだ、カメレオンで隠れている可能性もあります。
成長著しく、ヒュースから一本取れる力を持った笹森の活躍次第では勝つ可能性がありますが、そんなに高く無いと思います。

上位候補3 香取隊

香取隊は上位にいた実績もありますし、香取は相当強いので、勝つ可能性としてはかなり高いとおもいます。
戦術を取り入れた負けず嫌いの感覚派エースが那須隊を倒すという未来も考えられます。

上位候補4 那須隊

並々ならない執念がある那須隊が負けるという展開も葦原先生ならやりかねないです。
那須隊が勝つという展開は一番ファンの人から望まれている展開かもしれません。
熊谷は途中のランク戦にもかかわらず、村上に負けて涙を流してしまうくらい勝ちにこだわっています。

だからこそ、この想いを実らせてあげたいと個人的には思います。

 

まとめ

196話で現段階でのポイントが出ました。なんと30点のチームが6チーム（那須隊が30点だと7チーム）もいました。
これは、、、生存点をとらないという選択をする東さんのせいなんですかね？（笑）。

>ランク戦が通常より短いというイレギュラーな今シーズンだからこそ、こんなにも激戦になっているんですね。
一点の重みがとてつもなく大きいこの一戦、どんな結果になるのか、本当に楽しみですよね。

これまで玉狛第二と戦ってきたライバルに心情移入してしまうのが葦原先生の凄いところですよね。

キャラの個性、葛藤が綺麗に描けているからこそ、こんなことができるんですね。
誰を応援するか、悩み続けてしまいそうですが、悩んだまま、どんな結果を迎えるのかを見るのも良いと思います。

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