彼岸島48日後【22巻】最新刊ネタバレ！剣が折れた？！絶体絶命の明が取った行動とは？！

前巻までのあらすじ

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囚われの仲間･勝次を救うため、クソ喰い爺に勝利した明だったが、助け出した少年は勝次ではなかった。

左吉という少年は勝次に助けられたと話し、明たちは左吉から共に脱走計画を実行し勝次と逃避行をした際の顛末をきく。
なんと勝次は舞踏会の景品にされたといい？？
注目の22巻！

 

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彼岸島48日後【22巻】最新刊ネタバレ！

〈本戦出場〉

勝次を救うべく明は狐を面をかぶり、吸血鬼の武闘会に参加する。
邪気を倒した明は吸血たちから注目を集め、見事に本線に出場するのだった。

「あの狐すごいな！」

本線はトーナメント戦であり、16人が参加しとている。

「4回勝てば優勝ね」

「四回か、、明がこの死闘を」

鮫島たちが話していると明の番になり、鎖鎌を持った吸血鬼と対戦になる。
武器を振り回す吸血鬼相手に身軽にかわしていく明。

会場は大盛り上がりであり、吸血鬼同士では優勝候補の話が上がる。

「あの狐もすごいけど、優勝は無理だな。」

「なんといっても雅様の息子が来ているからな」

その話を聞いてあせる鮫島たち。
するとそこに姑獲鳥が降り立つのだった。

「姑獲鳥だ、アイツも出場しているのか」

姑獲鳥の相手は同じアマルガムであり、頭が4つついている巨大。

「何をしにきた？雅の息子。商品が欲しいわけでもないだろうに」

「少しは強者が現れるかと期待したが、お前では物足りないな」

その言葉に激昂し、襲いかかった相手のアマルガムだったか簡単に頭の一つを潰されてしまう。

そして姑獲鳥は相手の残った身体を投げつけ、勝利を収めるのだった。

「まずい！明に姑獲鳥が出ていることを教えないと」

「そうだよ！姑獲鳥には1度負けている」

焦る鮫島たちだったが、観客の歓声を聞きつけて明がベンチに顔を出す。
そして左手で右手の義手に仕込まれた仕込み刀を握る明。

「耐えてくれ！明、抜いてしまったらお前の正体がバレてしまう」

明の様子に鮫島は焦っていたが、勝利を収めた姑獲鳥が明のほうに近寄ってくる。

刀を抜きかけた明だったがなんとか耐え、姑獲鳥は横を通り過ぎていく。

姑獲鳥、お前だけは許さない！！勝次をさらった張本人！！

怒りで明は帯刀していた刀で姑獲鳥を斬り付けるが、鉾でそれを止める姑獲鳥。

「狐、お前とは決勝で会えるだろう」

にやりと笑い姑獲鳥は通り過ぎていく。

やりとりにひやひやしていた鮫島たちだったが、なんとか事なきを得る。

準決勝まで駒を進めた明と姑獲鳥。
そして、鮫島はなにか姑獲鳥の弱点を探ってくると控え室に忍び込もうとするが、道に迷ってしまう。

「姑獲鳥様！姑獲鳥様ぁ！」

するとガリガリの少年の写真の前で狂信的に祈りを捧げている吸血鬼の一団に遭遇。

吸血鬼のフリをして事情を聞くとそのガリガリの少年こそが人間の時の姑獲鳥だという。

姑獲鳥は元は病弱でいじめられっ子だったが、吸血鬼になり強さを求め雅の息子と言われる今の地位まで登り詰めたのだという。

「姑獲鳥がなんで慕われるのか少し分かった気がするが、俺は人間だ。明に殺されてくれ」

吸血鬼の憧れの存在であるという姑獲鳥の過去を垣間見た鮫島は観客席に戻るのだった。

明vs姑獲鳥

いよいよ明vs姑獲鳥の決勝戦。
電流が通ったワイヤーをいともたやすく突破する2人。

入場も済み、試合か開始される！！

素早く鉾を放つ姑獲鳥の攻撃を避ける明。
しかし、そこにかがり火の台が明の方に倒れてくる！

的外れな姑獲鳥の攻撃はそれを狙ったものであった。
しかし自ら火に飛び込み、姑獲鳥の口先を傷つける明。

「この私に血を流させるとは！狐男！」

姑獲鳥は楽しそうに戦闘は白熱する。
自在に変化する鉾に押される明は帯刀した刀にヒビが入ってしまう！！

「まずい！」

姑獲鳥の攻撃に折れそうになる刀に苦戦する明。
さらには場外にまで及ぶ姑獲鳥の攻撃に観客の吸血鬼達も巻き添えを食っていた。

「こんな試合が見れるなら命なんて惜しくねぇ！」

「姑獲鳥様ぁ！！」

傷ついても白熱する観客にさすが吸血鬼だなと鮫島たちは引き気味。

ついに折れてしまった刀を捨て、明は仕込み刀で姑獲鳥の攻撃を受けてしまう！

「貴様、その仕込み刀」

「狐、お前は私の牙を折った宮本明か？」

明の正体に気づきかける姑獲鳥。
観客も絶句して明を罵倒始める。

「クソ人間！！」

「狐ぇ！！面をとれぇ！」

怒号が飛び交う中、明は面を少しずらして姑獲鳥に唾を吐きかける！

「忘れていた、これは命のやりとり」

お前を殺してから正体を見極めてやると姑獲鳥はまた戦闘態勢にはいる！

次巻へ

 

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勝次を救出するべく、武闘会に乗り込んだ明たちでしたがまさかの姑獲鳥が参戦していましたね！

宿敵姑獲鳥との試合が白熱する明ですが、果たして勝つことはできるのでしょうか？
無事にまた勝次との再会をしてほしいですね！

しかし、明は人間でありながら無敵状態で凄いですね。
仕込み刀を使ってしまえば気づくと思いましたが、もはや姑獲鳥にとっても正体は関係なく、純粋に勝負を楽しみたいようですね！
次巻も楽しみです！

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