モンキーピーク【6巻】ネタバレ！絶対絶命！炎と猿が早乙女たちを追い込む！

モンキーピーク【5巻】のあらすじ

 

＞＞【前話】モンキーピーク5巻ネタバレ！動かない２匹の猿、、、その理由とは一体？！

＞＞【次話】モンキーピーク7巻ネタバレ！奪われていく希望…早乙女に降りかかる新たな困難とは？！

早乙女たちと安斎たちが無事に合流できたまでは良かったものの、
一定の距離を保つ猿に見張られた状態が続きます。

そんな中、日本刀を持つ謎の人物と遭遇し、話し合いを持ち掛けるが、
ふたりだけ逃がすか、あとは全員殺すという手紙を手渡されてしまったのだった。

 

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モンキーピーク【6巻】ネタバレ！

“罠”と隠された裏切り者

三ツ倉小屋の中で、早乙女たちは今後どう動くかと考えてます。

宮田は「今夜猿を迎え撃ち、明日強行突破するべきだ」と、
みんなで協力し合うことを求めました。

「強行突破の戦力にならない２人を行かせればいいじゃないか」

宮田の提案を切り捨て、誰かふたりを犠牲にして助かろうとする安斎。
しかし、そんな安斎に早乙女が賛成の声を上げたのです。

自分は足手まといになるからと言う早乙女に、安斎がもうひとりは佐藤だと決めた直後、
なんと田中が日本刀の男の方へと行ってしまったことに気が付きます。

日本刀の男と話したあと、田中はそのまま道を通され、
走り去ってしまったのでした。

それを見た早乙女は小屋に留まることにし、宮田、林、八木と、
小屋の２階を探索します。

そんな中で八木は、あの手紙は“罠”だとしたら裏切り者は、
“行け”と言いながら自分では行かない奴だと言い出したのです。

それに当てはまる人物は“安斎”でした。

安斎が猿の仲間なのではと騒ぎ出す宮田に、早乙女は様子を見ようと促します。

安斎が抱く正義

話し合った結果、安斎には小屋から離れ、外にあったテントへ行くように伝えた宮田。

土を掘り、手に入れた飲み水を分けてもらった安斎は、
テントでひとり考えます。

「“利益”になる者を優先的に助けなければ」

ひとりでも多く生き残らせるためには、冷静に非常に考えねばならないと、
安斎は自分に言い聞かせたのです。

小屋の中では、もしもまた猿が２階から侵入してきた時の事を想定して、
なんとか戦い迎えるように仕掛けを施していました。

宮田の作戦に対して、もし火を小屋につけられたらどうするのかと、
飯塚は不安を口にします。

「小屋が燃えれば街から見えるので、救助隊が来るようなことを猿はしないだろう」と、
答える八木にどこか不満げな表情をする飯塚の姿がありました。

その後、小屋の２階で猿を待ち構える宮田たちの中で、
遠野だけは圧力鍋を持っていたのです。

なんとキッチンにあった道具を使い、爆弾を造り出していたのでした。

「至近距離で爆発させれば猿を殺せます」

しかし、爆発までに正確な秒数が分からないという欠点を聞き、
それでも使えるという宮田と早乙女。

ですが、佐藤だけは“危なくて使えない”と主張し、
それを見た飯塚は藤柴と佐藤を１階に連れ出します。

飯塚は“連中の作戦には納得できない……もっと確実な方法がある”と話し、
驚くべき事を佐藤に言い放ったのでした。

「この山小屋ごと猿を燃やしちまえばいいんだよ」

佐藤にやらせることを目的に、弱味に漬け込み説得する飯塚と藤柴の言葉に、
心身ともに弱っていたためからか穴だらけの作戦を引き受けてしまいます。

オイルとライターを手渡された佐藤は、飯塚に言われるがまま身を潜めたのでした。

そんなやり取りが行われているとは思いもしない宮田たちに猿が現れ、
窓から投石攻撃を受けます。

そこへ加勢しに来たと２階に現れた安斎。

ですがその瞬間、１階と２階を繋ぐ階段に火が放たれてしまったのでした。

捕らわれた佐藤

小屋に入ってきた安斎を猿だと勘違いしてしまった佐藤が火を付けたとは知らず、
猿の仕業だとパニックを起こす宮田たちは、窓からの脱出をはかります。

しかし、自分たちが猿対策で部屋に張り巡らせたロープが裏目となり、
窓に行きたくても近付けない事に気が付いてしまったのでした。

ロープを切ろうとするも、部屋に立ち込める煙で視界が悪く、
猿の槍による攻撃も受けてしまっていたために窓へ近付けずにいたのです。

そんな中で、ついに遠野が爆弾を使って状況を変えようとしたのですが、
壁に叩き付けられた圧力鍋爆弾は何も変化が起きなかったのでした。

唯一の逃げ道となる窓の外には猿が三匹もいることが判明するも、
それに立ち向かい戦おうとする早乙女、安斎、宮田、八木。

ですが、猿の１匹が佐藤を人質に捉えてしまったのです。

猿を燃やしたと思い込んでいた佐藤は、自分が捕まったことに困惑してしまいます。

「猿を倒すチャンスなのだから佐藤を見捨てて攻撃するべき」

そう指示する安斎。

そんな時、燃え崩れていく山小屋の中から誰かが立ち上がり現れます。

「僕は”正解”を知っている……逃げないことだ」

そう言って佐藤へと近付いてきたのは、圧力鍋爆弾を抱えた遠野だったのでした。

猿に捕まった佐藤を無事に救出することはできるのか！？

遠野の爆弾はみんなの窮地を救うことは本当にできるのだろうか！？

 

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モンキーピーク【6巻】の感想

日本刀を持つ謎の人物の正体がまだ明かされないまま話は進みましたが、
ここにきて安斎が実はいい人なのでは？と思わせる場面がチラチラ窺えました。

あんなにまで弱いものを切り捨てる傲慢さや、情けもなく拷問する残酷さは、
実はみんなを救うため仕方なくしてきたことだったのでしょうか。

そうなると安斎は猿の仲間疑惑から外されてしまう事になりますが、
まだまだ誰が裏切り者なのか分からない状況に変わりありません。

猿に捕らわれた佐藤を救うために再び立ち上がってくれた遠野！

なんとかうまく爆弾が爆発してくれればと祈るばかりです。

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