モンキーピーク【8巻】ネタバレ！猿はただの被り物？！その中身がついに明かされる！！

モンキーピーク【7巻】のあらすじ

 

＞＞【前話】モンキーピーク7巻ネタバレ！奪われていく希望…早乙女に降りかかる新たな困難とは？！

 

猿がいる以上は救助隊員が助けに来ることはないと判断した早乙女たちは、
自力で下山することを決めます。

険しい道のりをなんとか乗り切った早乙女たちの前に、
またも猿たちが現れたのでした。

 

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モンキーピーク【8巻】ネタバレ！

遠退く到着点

後を追うように、こちらへと向かってくる猿たちに気が付いた早乙女たちは、
勢いよく“角”を下っていきます。

みんなを見捨てるように先へ進んでいた安斎と合流し、
このままロープウェイ駅へ向かうとばかり思っていた早乙女たち。

しかし、後を追ってくる猿を撒くために別の道を使って行くことを提案した八木に、
みんな渋々従うこととなったのでした。

別ルートを歩く道中で林が八木に対しての不信感を口にしますが、
宮田は八木は猿の仲間ではないと諭します。

すると、八木が“足跡を消してくる”とみんなから離れた時に、
低体温症に苦しむ藤柴を気遣い、氷室がお湯を沸かそうと提案したのです。

八木のリュックを開けるように飯塚に指示したのですが、
戻ってきた八木が透かさず自分に返すようにと中身を見ることを拒否したのでした。

「俺はな……人を見る目だけはあるんだ……アイツは何かを隠してる」

リュックの中を見られたくないような八木の態度を怪しく思った飯塚。

「あの人は怪しい、死んだ女の人は妹さんじゃないと思う」

猿の仲間ではなかったとしても、八木は“正義の味方”ではないと、
みんなの前で前々から感じていた疑念をぶつけるのでした。

八木に対しての不信感が広がりつつある中で、宮田はあることに気づきます。

ロープウェイ駅へ向かって歩いていた筈なのに、
何故か自分たちは全く逆方向へ進んでいたのです。

宮田の反応を見た瞬間に、八木は笑顔で「バレましたか」と答えるのでした。

闇へと消えた飯塚

なんと八木はロープウェイ駅へは行かずに、岩砕山を登ると言い始めたのです。
みんなが愕然していると、安斎が八木に“猿の仲間”なのかと問い詰めます。

「猿をこの手で殺すためで社員達をエサにおびきだすため。みんなで殺された人達の仇を取りましょう」

八木の目的を知り、岩砕山には登らないとキッパリ断る早乙女でしたが、
今からではロープウェイ駅へは辿り着く事は出来ないと言われてしまうのでした。

生き延びるためには岩砕山を登るしか方法はないと現実を突き付けられ、
早乙女たちは仕方なく八木へ着いていくことを余儀なくされます。

そして、険しい道のりをまた歩み出した社員たちではあったのですが、
手も掛けられるような場所もない岩場に先頭にいた氷室が戻るように告げたのです。

しかし、背後から猿二匹が迫ってきていたのでした。

それを見て、なんとか日が沈みかけた頃に足場のある場所へ辿り着いた早乙女たち。
ですが、また寒さに苦しむことになります。

そんな中で、藤柴が“同盟”を口にし、乾いた衣服を着たいと、
飯塚に頼み込みます。

トイレへ行くから、その時に交換してやると言った飯塚は、
みんなが危ないと止める中でひとり崖を降りていったのです。

すると、その直後に飯塚の叫び声が響いたのでした。

滑落して死んでしまったと思い込んだ早乙女たちは、
ただ唖然としてしまいます。

ですが、飯塚は自分が滑落死してしまったと思い込ませるための演技だったのでした。

意外な猿たちの真実

乾いたウェアを藤柴に貸したくなかったがために、
滑落死したように見せ掛け、岩の窪みに身を隠した飯塚。

そうとは知らずに、飯塚が死んでしまったと信じてしまった藤柴は、
林に励まされるも落胆した様子をみせます。

それでも生きるために何としてでも夜を明かすことに集中しようとした最中、
なんと猿二匹が見える距離にまで忍び寄っていたのです。

猿もここでは手だし出来ないと社員たちを落ち着かせる安斎でしたが、
なんと相手は火炎瓶を持っていて、それを投げつけ始めたのでした。

一気に危機的状況に陥ってしまった矢先、
先へ進んだ八木が上からピッケルで猿に襲い掛かったのです。

一瞬、八木も窮地に立たされたのですが、早乙女たちの協力もあり、
見事猿一匹を倒すことに成功します。

そして残った一匹を崖から引き剥がし、八木は猿と共に崖から落ちていき、
なんとか無傷で猿を倒したのです。

猿二匹を倒すことにが出来たと喜ぶ社員たちではありましたが、
薫と見た”鬼猿”ではないと八木は言います。

すると、八木と一緒に落ちた猿が僅かに生きていることに気が付き、
それを見て“まさか”と呟き、猿の顔に触れたのでした。

なんと、猿の顔は被り物で、そこに隠されていたのは、
若い女性、人間だったのです。

それを目撃した早乙女たちは、あまりにも信じがたい事実に、
言葉を失ってしまうのでした。

猿の被り物をした人間の正体は一体何者なのだろうか？！

八木の言う“鬼猿”とはなんなのか！？

 

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モンキーピーク【8巻】の感想

初っぱなは八木が何かを企んでいるような匂いを漂わせていましたが、
やはり目的は“薫の仇”だったんですね。

しかし、まだ彼女が本当に妹なのかと言うのが明らかにはならず、
まだまだ真相は隠された状態が続くようです。

しかし、ここに来て猿の意外な正体が明かされることになりました。

なんと本物の猿ではなく、中身は“人間”。
ならば、八木の言う“鬼猿”というのも人間だったりするのでしょうか。

あの日本刀の男も気になります。

そして、ひとり隠れてしまった飯塚。

こんな卑怯なやり方で生き残ろうとするのですから、
きっと何かが起きる予感がしてなりません。

この先、早乙女たちがどうなっていくのか、すごく気になります！

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