モンキーピーク【7巻】ネタバレ！奪われていく希望…早乙女に降りかかる新たな困難とは？！

モンキーピーク【6巻】のあらすじ

 

＞＞【前話】モンキーピーク6巻ネタバレ！絶対絶命！炎と猿が早乙女たちを追い込む！

＞＞【次話】モンキーピーク8巻ネタバレ！猿はただの被り物？！その中身がついに明かされる！！

 

猿に捕らわれてしまった佐藤を救うべく立ち上がったのは遠野でした。

そして圧力鍋爆弾を爆発させることに成功し、佐藤を捕らえていた猿を倒せたものの、
そこに遠野の姿は消え去っていたのです。

 

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モンキーピーク【7巻】ネタバレ！

失われた希望

遠野の爆弾により、生き残った他の猿２匹もどこかへ逃げ去ってしまいます。

「猿が火をつけるのは予想外だった。俺が二階に上がった途端、階段に火をつけられた」

そう呟いた安斎の言葉に愕然とする佐藤。

まさか安斎を猿だと勘違いしてしまい、飯塚と藤柴の言いなりのまま、
小屋に火を放ったなど言えるわけがありません。

安斎にどこに居たのかと聞かれるも、猿が入ってきたから、
怖くてトイレに隠れていたのだと嘘をついてしまいます。

佐藤を操っていた飯塚と藤柴は男子トイレの下にあるタンクの中に身を潜めていました。

「まさかバイオトイレのタンクに隠れてるとは猿も人も考えないだろ。生き残ったぞ！！」

助けが来るまで生き延びれられると確信し、喜ぶ飯塚であったが、
なんと藤柴が隠し持っていた炭酸水を入れたリュックを上に忘れたことに気が付きます。

そして、そのリュックは安斎たちに発見されてしまっていたのでした。

“火をつけろと唆したのも飯塚と藤柴で、その結果遠野も死んでしまった”と、
佐藤は心の中で強い怒りを燃やします。

そんな最中、山小屋の火事に気付いたのかヘリが現れたのです。

なんとか助けを求める早乙女たちでしたが、猿たちが現れ、
ヘリに石を投げ始めたのでした。

猿の攻撃によってヘリは墜落し、唯一の希望を失ってしまった社員一同。

助けが来たと、そこへ現れた飯塚と藤柴に安斎は強い怒りをぶつけます。
藤柴のリュックに炭酸水が入っていたことから、ひとり犯人扱いされてしまいます。

いつもコソコソしていた飯塚と藤柴は猿の仲間なのではと言い出す八木に、
林は“犯人探しはうんざり”と、それ以上の言い争いは無意味だと叫んだのです。

それに賛同した早乙女たちは話し合い、猿がいる限り空からの救出は期待できないため、
自力で下山することを決意したのでした。

田中の死と新たな危機

焼け残った山小屋の残骸から猿の死体が消えている事に気付いた八木は、
猿には見られたくない秘密があるから死体を回収したのではないかと推測します。

「猿の目的はあくまで“殺し”……仲間の死を最小限にする等、死と我々を恐れている」

早乙女たちが八木の先導のもとロープウェイ駅を目指して歩き出した頃、
墜落したヘリと山小屋を捜索しに向かっていた救助隊員たちが死体と変わり果てていました。

日本刀の男と猿たちの襲撃を受けてしまったのです。

それを知らずに、前へと突き進む早乙女たちは、
途中で血まみれになった田中の遺体を発見したのでした。

「やはり罠だったか」と愕然するも、田中の殺され方に疑念を持つ八木と安斎。

その疑問は、新たにやって来た救助隊員によって明らかとなります。

無惨に惨殺された救助隊員の死体とともに置かれたビデオカメラには、
縛られた田中がメッセージを読まされた映像が映し出されていたのです。

「山に入らないで…っ、ヘリも飛ばさないで、私は人質なんです、殺されてしまう」

その動画を見て、戦慄の恐怖に救助隊員が困惑する中、
早乙女たちは“石ノ平中峰駅”と“二ノ峰・岩砕山
”の分かれ道へとやって来ていました。

行く方向を決めた矢先、意外な人物が山小屋のある方向から歩いてくるのを藤柴が見付けます。

その人物はなんと、仲間から追放された氷室の姿だったのでした。

どうして戻ってきたのかと問う安斎に、
「前岳を越えた辺りで猿にこっちへ行くように示された」と答える氷室。

「猿に殺されなかったのはおかしい」と、氷室の発言に宮田は疑念を抱きます。

それでも氷室を先頭にして前へ進むことを選んだ早乙女たちに、
新たな困難が近付いていたのです。

嵐が去ったあとには

突如、頭上から降りだす雨に、八木は雨風を凌ぐ場所がないことよりも、
さらに心配なのは“雷”だと言います。

標高の高い場所にいる自分たちがいつ雷の標的になるか分からないと、
八木は全滅しないためにみんなを崖下へ下りて散らばるように指示するのでした。

激しく鳴り響いた雷雨が止みかけた頃、藤柴が“こんなところはイヤ”だと、
ひとり先に下山しようと走り出した刹那、近くに雷が落ちたのです。

一度は心肺停止状態に陥ってしまった藤柴でしたが、人工呼吸の甲斐あってか、
なんとか意識を取り戻すことが出来たのでした。

「ここが通称“角”、このコースの一番の難所ですね」

ひとつ危機は脱したものの、社員たちをまたも苦しめる自然の脅威が広がります。

休憩する時間もないと、安斎と八木に言われてしまい、
みんな崖のように急な岩場を登っていくしか道はありません。

しかし、寒さでみんなの体力と気力は限界に達しようとしていたのです。

「このままでは先に進めず夜になってしまうのではないか」

夜の冷えで、凍死する恐れがあると宮田は恐怖を口にするのでした。

みんなは無事に“角”を登ることができるのか？！

この先に待ち受けているものは、自然の刃か、それとも猿の猛威か！？

 

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モンキーピーク【7巻】の感想

飯塚の悪事がまだまだ続きますが、だんだん怪しまれているようで、
きっといつか何かしらの報いがあるのではないでしょうか。

そんな中で救助ヘリが猿によって墜落し、それを救出しに来た救助隊員までが、
猿と日本刀の男によって惨殺されてしまうという最悪な展開を見せました。

しかも、ここに来て田中が逃がされた本当の理由が“警告”のために、
利用したかっただけだったと分かります。

そして自然が早乙女たちを苦しめるという状況下の中、
無事で“角”を登りきることが出来るのか……ハラハラの展開に続きが気になってしまいますね！

 

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